▼連載中
*2019/05/12からカクヨムに掲載
自然の驚異に世界は危機に陥るが、主人公が不思議パワーで片づけるよ! というベタな異世界ファンタジーだと思います。 小説家になろう掲載版を三人称もどきに書き換え、全体的に雰囲気を暗めにしたいと考えていますが、元が軽めなノリのため苦労中です。 |
現在連載中の「闇魔法で~」がギャグ作品のため、重めの話が読みたくて耐えがたくなり始めたといういつもの衝動です。
執筆のモチベが読みたいかどうかですが、長編連載の同時執筆はできないタイプでして、過去作をいじることでお茶を濁すことにしました。
「闇魔法で最強の拳を得た俺は異世界を突き抜ける!~いずれ拳聖のぐだぐだ冒険者生活~
」・長編四作目
*2018/07/20から掲載中。
高校生最後の夏休みに浮かれた鷲塚実(わしづかみのる)は深夜にコンビニへ行こうと家を出ると撥ねられ――冒険者ギルドにいた。 なぜか右手のみ異次元な力を得たミノルは冒険者となりグダる! ゆるく帰り道を探しつつ冒険するベタな物語。 というわけで武器は最強の右手のみという微妙な縛りものですが、これ一点でどうにかするという話ではないです。 |
ファンタジーは日常生活などの差異を見るのが醍醐味だと思っているため、主人公の目を通した世界ではありますが、小さな輝きを描き出せたらいいなと思います。
▼完結済み
「最弱だろうと冒険者でやっていく~異世界猟騎兵英雄譚~」・長編三作目*2015/07/21から2018/06/30掲載 2019/11/03から番外編
特徴のない主人公、墨野太郎(すみのたろう)が、好きなRPG世界に似た異世界らしき場所に転移して、日銭を稼ぐため冒険者としてひたすら草刈りに励む物語。猟騎兵どこいった。 小説を読み慣れている方なら、題名、あらすじ、タグ、01話(から05話)を読めば、途中で投げても完結まで読んだ風に語れる作りにしようと数ヵ月考え抜いた結果できたのはこの程度でした。 この説明自体が最大のネタバレになるという、未知を求める方にはひどい紹介で申し訳ないです。 |
ゲームプレイ日記的な、就寝前に仕事疲れでぼーっとしたまま読んだか読んでないかも分からないで済むものを目指した連載のはずが、しばらく時間が取れなかったため半ば企画倒れです。
読者視点ではギャグっぽくとも主人公は必死だったり瀕死だったりと、暢気ながらも殺伐さを醸し出していたつもりですが、うまくいっているかは不明。
終盤に向けて過酷になっていくのでガッカリされそうな気が(シリアスギャグになる可能性は大いにあります)。
あまり悲惨なのは嫌ですが、書ききる腕もないので物語が終わったと強調するには大げさなくらいが簡単な手です。
どうにか完結できました。
「精霊界の崩落は亡国の魔術式を発動する」・初長編連載
*2014/08/14から2015/01/24掲載
空から変なものが降ってきて一つの国が消滅してしまったのも過去になりつつある日、再び世界に危機が忍び寄る。それに対抗できる鍵は滅んだ国の王族にあるという手がかりのもと、各地の偉い人達は生き残った住人を探していた。 そんな折に、特別な精霊力に目覚めた冴えない主人公イフレニィへも追手がかかる。 しかし祖国の価値観が好きになれず、隣国で旅人組合に所属する貧民生活に満足していたイフレニィは、国中を懸命に歩いて逃げ続けるも、結局最後は複雑な気持ちで再興するはめになる物語。 |
さらっと流し読みできそうな文章でシリアスさを緩和しようと目論んだライトなノベルのはずでした。
世界的にはハッピーエンドだが主人公だけ割を食うという、個人的にとても胸が痛い結末の物語です。
ほんの少しだけ物寂しい余韻を残す終わりにするはずが調整失敗で重くなりすぎ、読み返すとダメージを喰らうため改稿が進みません……。
長編を一本書いたら力尽きる人が多いとインタビュー記事やらでたまに見ます。
だから、これが最初で最後の作品と思って、当時の時間も情熱も全て注ぎ込んだ作品です。
その内きちんと修正してやりたい。
「完徹の勇者」・長編二作目
*2015/01/06から2015/06/13掲載
自称勇者の村人が新天地の領主となり、雪深い山奥の過疎で苦しむ故郷の村を救おうと、無駄に力を奮ってひたすら開墾に励む話。あと途中で呪われる。 シュールギャグ強めを目指したコメディ内政モノ。 メタ的な情報を落とし込む練習だかでシュールギャグの手法を盛り込もうとしたり色々と実験作。 |
「精霊界~」で滅んだ国を興した人物の話です。勇者の側近で行き倒れ君というのが、「精霊界~」の主人公の先祖らしい。
この国の後日談が、「精霊の朽ちる果て」内のエピソード、「ある画家の遺したもの」と「新しき国に差した影・前後編」の三話になります。
とにかく体が忘れないように文章を書き続けなければという理由が主で、長編一作目と同一世界設定で続けて始めたものです。
それと「コメディは物語の一形態だが、ギャグは表現技術である」という信念を込めようとして、話をまとめるのに必死でそれどころではなくなりました。
個人的には、ギャグは笑えるよりも「ぬぅ、そうきたか!」と唸らされるものが至高です。何も捻ったものだけでなく、駄洒落、親父ギャグでも良く、それらにセンスのない中二テイストを加えたクソ寒い系統でまとめたつもりです。
そして「精霊界~」をシリアスに書くことで、原因はこの先祖のアホな理由だったというギャップこそが最大のギャグ(喜劇)であるという、無駄に長い一人ツッコミギャグ企画でした。
是非、「精霊界~」から二作を読んでいただきたいです。
「精霊の朽ちる果て」・連作短編集
*2015/06/14から2016/12/11掲載
一つの国が滅ぶほどの災厄に影響を受けた人々の暮らしを追い、半ばからその予兆を示す過去へと移り、最後は滅びの瞬間を辿る。そして一話目に戻り、一話目の主人公が旅立つ「精霊界の~」が始まるまでの物語となりました。 連載開始時にそんな意図はなく、ただファンタジー世界の住人の暮らしを書き(読み)たかったはずが、うまいこと「精霊界の崩落~」の補完となった気がします。 |
最弱だ~はライトさを目指したので、重い雰囲気を持ち込まないようにと、ダーク需要を吐き出す用に始めた作品なため全体的に暗いです。一応どの話も希望だけは残る内容のつもり。
「死が当たり前の日常だからこそ、その一つ一つを命の限り嘆こう」・中編三作目
*2016/12/24から2015/01/27掲載
女冒険者の恋愛もの。ファンタジーで恋愛ものを書く挑戦。 一応ハッピーエンド? でも読んでると泣きたくなってくるし、とてももやもやする話かもしれません。 |
苦手な女主人公ものを二度と書くかと思いつつ懲りずに練習。
▼実験的習作中編
「荒波の上の伝説~辺境国はじまりの物語~」・中編二作目*2014/07/12から2014/07/29掲載
陸の端のちっさい二つの領地それぞれの領主の跡継ぎである、絶対動きたくないマンの息子と、筋肉娘の二人が、頑張って国を興すことになる話。 初投稿作と対になる話(物語に繋がりはないです)。「荒波の上の王国」作中で主人公が国の興りを美化して書かれた本を読みますが、それが実際にどんな有様だったかを書いた物語です。 |
ラブコメを考えていた気もしますがドタバタコメディになりました。
主人公の駄メンタルは、子孫の「荒波の上の王国」のポエマー王様>「精霊界の崩落~」の脇役として出てくるヤンデレ系王様へと受け継がれていくというのを、「後日談 王妃の逸話、王の想望」で示唆したつもりのようです。
実験的要素は、自分の速読もどきが一段落の海苔のような文章ブロックを丸呑みするような読み方なため、その方法で読みやすい整形を心がけた記憶がうっすら。コメディでやる手法ではなかった。
「荒波の上の王国―旅の終わりは王様の腕の中で―」・初投稿作品
*2014/06/27から二週間ほど連載、2015/05/19に加筆と全改稿版を掲載
旅人と呼ばれる真性放浪癖のある人種がいる世界。 頭お花畑な旅人の女と、ちっさい国の夢見がちな王様が結婚する話。 |
絵ならpixivのように、文なら小説家になろうが創作SNSの大手らしいと知って登録してから、テスト投稿しようとランキング(多分日間)を見たら女性向けが多かったんです。
携帯恋愛小説勢の移転が多いんか?なら女向けを書けばナオンにモテモテ?と勘違いして書いた。そのくせハ〇レクイン系でエキサイト再翻訳的なひどいものに当たってバカ受けしたことがあり、あえてそういった風に書くことを目指した実験的な作品で今は深く反省している。
それで真面目に改稿を試みたものの中途半端になった感。
後でランキングを見返したら男向け作品が多いやん!と愕然と安堵して、その後は男主人公物へとシフトしました。
ただランキングに乗る作品は、読み易いからか主人公の物腰や文章が柔らかくて女性的だなと感じることが多く、真似てみたりしています。そしてそこだけ浮く。
※「闇魔法で~」「最弱だ~」「死が当たり前~」以外、同一世界観の一部地域の出来事を時代別に書いています。
その他微妙な短編も「小説家になろう」の短編フォルダにあるので、暇つぶしにご覧ください。
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